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しっぽ ふりふり
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異界探求の継承者 C

2017/11/22 22:55


父(宮地常盤)の死後も、
水位の生活は変わらなく続く。
むしろ盛んになっていったのかもしれない。

宮地水位の飽くなき探究心は枯れず
高級神仙界からありとあらゆる異界・幽境78区界――
神界・霊界・幽界・山人界・異国霊界・邪鬼浮浪界・罰霊界

―― 等々、
実に数百回に及ぶ見聞を行った。

異界へ赴く方法は時と場合により
10才時、すでに自在としていた脱魂法を用いて
霊体だけで訪問したり
師である川丹仙人に伴われて肉体ごと行ったり
・・・、と
様々な方法を駆使していたようだ。

そうして見聞し、じっくり詳細を確認した後は
備忘録(雑記・メモ)として事細かく記しておいた。

通常の俗人であれば、それを
きれいにまとめて本にして
金を稼ぐ」出版物としたり
霊能者として名を売り信者を増やす
と考えるのが常だろう
が、
ところが水位には、
そんな考えが全く無かった
ようである。

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彼は異界見聞の旅から帰ってくると
すぐさま備忘録として事細かに詳細を書き(描き)綴り、
書き終えた後は、その書画を
無造作に、ただ、部屋のそこら辺に重ねておくだけ

後でまとめて整理したり清書したりなどは一切せず
たとえ風に吹かれて何枚か無くなっても、
誰かに盗まれようとも分からない、
雑な保管で、無頓着な有様だったという。

(後の世に出版されている水位の著書は
彼の弟子がこの雑記書画を丹念に整理しまとめ上げたもので
そのうち何冊かには、編集した弟子の苦労などが
チラホラと書かれている。)

要するに、彼は
元から学者肌の研究家で、学問好きな人物であり
たとえ出版するとしても
16歳から著書を出していた彼は、そのときから
殆どが自費出版であり、
しかも限られた信者に手渡される程度の
少部数出版に留まっていた


こんな生活だったので
豊かな家計状況とはお世辞にもいえず、
家族はしばしば困窮し、そうなると彼は
不要となった書籍を売って苦境を凌いでいた
という。

また、
地元である高知を長期間離れることは無く
20代前半に、1度だけ
東京の下谷にある学校で 3ヶ月ほど講授補役を勤めた他は
弟子の育成に関する用や講演でのみ
数日間留守をする程度であった。

このように、外面上の生活はいたって地味
天満宮の祠官として勤める傍ら
書室に籠り万巻の書籍に囲まれ考証し、
そしてまた異界へ足を運ぶ。

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水位は9歳の時から玄学(道教・神仙道)の研鑽に入り、
歳を重ねるにつれ、益々
中国道教の神仙思想が濃くなっており
彼の名で出版した300以上の書目の中でも特に
『神仙霊含記』、『天狗叢談』、『神仙順次伝』
などでは
神仙界と頻繁に交流し詳細を書き残してきたのが
唯一 道教だったと主張する平田篤胤と同じ
ように、
日本国の異界像が、中国道教の神仙界と
重ねて理解されているという。

天稟の才と父が与えた英才教育という賜物で
(プラス、おそらくは川丹仙人の指導もあったろう)、
殊に漢籍に対しては ずば抜けた読解力があり、
道教秘儀・秘説においての理解は右に出る者は無く
専門の学者も舌を巻く底知れない博識に加え
超人的な頭脳明晰ぶりを発揮したそうだ。

父・常盤と同じく
霊能力だけでなく
実際の勉学や文才画才などにも突出していた水位は
まさに稀有の天才、神人だったと言えるだろう。

そして水位に学んだ
弟子の一人であった東方道人は

神仙道は主として
大国主神と、少名毘古那神系統の神仙達により
展開、指導
されてきた。
道教での“東王父”が大国主神
“西王母”が須勢理姫神(スセリヒメノカミ)
“青真小童君”が少名毘古那神
“陽谷神仙王(ヨウコクシンセンノウ)”が
事代主神
(コトシロヌシノカミ)である」

と、『宮地神仙道要義』の中で述べている。

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さて、

その神々の住まいたる神仙界は
まず、至高天(絶対神界)を北極紫微宮=高天原

その下に
第二神界である「太陽神界(日界)」があり
日本国伊勢神宮が対応している。

次に、第三神界「神集岳神界」があり
ここは出雲大社が対応。
この第三神界である神集岳神界には“退妖館”という
現実世界での裁判所
の働きをする場があり、
ここで人霊は生前の賞罰を下され
罰は出雲大社によって判別され
程度に応じ、それぞれの幽界へと入ってゆく。
の部分=善行・徳は、伊勢神宮が判断するらしい。)

第四神界は「万霊岳神界」
ここでは幽界霊界地獄界なども含めた全神界内の運営を
各界代表の神霊が集って会議
し、決めるという。

ここまでが
高級神霊の住まう神界で
(ごく稀に人霊もいるそうだが、神仙が殆どだという。)
4つの紹介になってしまっているが
これはじつは非常に大雑把なもので

高天原以下の界は、
『72神界、78霊境』
であり
どうやらこれでも大きく分けたものらしく

真実はもっと細かく、
各界が何処と何処の界に繋がっていたり
または何処の界と重なり合って
一部が同界になって
いたり・・・
と、
とてもじゃないが常人には理解が追いつかず
思考が混乱し覚束ない、
微細で複雑な像となっている。

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しかし異界が
このような世界だったからこそ、

宮地常盤・水位親子は
父から子へ継ぐ形で
数百、千にも近い回数を
自身の魂や肉体を飛ばして探求していったのだ。


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